万里の長城の端の話

index2e5b1b1e6b5b7 先日、中国の「万里の長城」で起きた遭難事故の結果を受けて、同様のツアーが中止になったと言うニュースがありました。

非常に痛ましい事故だったことと、防ぐ事が出来得る事故だったために悔やまれます。

今回の事故で訪れた万里の長城ですが、最も観光客が訪れると思われる北京市郊外の「八達嶺(パーダーリン)長城」は売店やおみやげ屋さんなども充実しており、さほど危険な事はありません。

しかしながら北京は日本よりも大分寒く乾燥しているため寒さ対策はした方が良いのは間違いが無いです。

さて上にあげた「八達嶺長城」はもちろん万里の長城のたった一部です。

人類の作った建造物として、唯一月から見える、と言われている「万里の長城」

秦の始皇帝の時代に、北方の匈奴民族からの襲来を警戒して作った壁ですが、その長さは凄いものです。

しかし、皆さんはその万里の長城の端がどうなっているのか想像された事はありますでしょうか?

万里の長城は東端も西端も一応の観光名所になっています。

東端はその名も「山海関(シャンハイグァン)

西端はその名も「嘉峪関(ジャーヨウグァン)

と言います。

上記二つの写真がその写真になり、海側になるのが東端です。

個人的には西の端の「嘉峪関(ジャーヨウグァン)」には行った事がありますが、やはりその距離には驚かされます。

よくぞ人間の手でこれだけのモノを作ったなぁ、と感心させられます。

もちろん一代でできたわけでなく、何年も何年もかけて出来たのだとは思いますが、当時の秦の始皇帝の威光が凄かった事が想像に難くないです。

実はほとんどの長城は風化されて、ただの土が盛り上がった様子のところも多いのですが、先にあげた観光名所となり得る長城の部分は安全に見学ができます。

できるなら、このような観光整備された長城への見学が好まれます。