キムチ・ロンダリング

images本日のニュースで、「韓国にてキムチの輸入金額が、輸出金額を超過」という記事を見ました。

これは意外な数字が出たなぁ、という感覚です。

強烈な愛国心で有名な韓国人の方々が、このニュースを見たらどういう反応を示すんでしょううか?

ニュースによると2011年のキムチの輸入金額は約95億円ほど、おもに中国からの輸入だそうです。

そして輸出金額は82億円ほど。

83%が日本向けのようです。

もちろん韓国国内で生産、消費されるキムチもありますので、中国から輸入されたキムチがストレートに日本に輸出されているとは考えにくいですが、なかなか面白い数字です。

韓国の方は日本人の想像している以上にキムチを消費します。

毎年家族でキムチを付けるのが伝統になっている家庭もありますが、現在の若い家庭では「購入する」という機会も多いのでしょう。

それでも、大阪の家庭の「たこ焼き器」のように、韓国の家庭ではキムチを美味しく保存できる「キムチ冷蔵庫」というものが存在するほど、キムチに対しての愛情がすごいです。

その韓国人の方々が、そうすんなりと自分が食べるために「中国産キムチ」を購入するとは思えないのですが、そうなるとこの「中国産キムチ」いったい誰に消費されているのでしょうか?

やはり輸出に回されるのか?

そうであったら、まさに「キムチ・ロンダリング」ですね。

韓国産キムチのつもりが、実は「中国産だった」なんてこともあるのかもしれません。

まぁ、中国産のキムチであっても、中国国内には北朝鮮国境沿いの吉林省などを中心に「朝鮮族」という朝鮮半島由来の生活をされている方々が多いのでそういう方が作ったキムチなのかもしれませんが、味にうるさい韓国の方はそういうキムチでさえも「見破り」ます。

それを考えると、おそらく「中国産キムチ」は、そのまま食べられているのではなく、たとえば「キムチカップラーメン」や「インスタントキムチチゲ」などのキムチによる二次製品に使われていると考えるのが妥当でしょう。

キムチの輸入量が輸出を追い越しただけで、ここまで想像ができるほど韓国の方々のキムチへの愛情は深いものである事を知っています。