スポーツエリート教育

imagesロンドンオリンピックが始まって、もう何日でしょうか?

ようやく日本のお家芸である「柔道」で松本選手が金メダルを取ってくれたようです。

これからもメダルがだんだんと取れてくると良いですね。

ところで国別メダル数を見ると、すでに中国の金メダルは9個

アメリカの5個をはるかに凌ぎます。

最近の中国の隆盛は、経済だけでないですね。

もちろん13億ともいわれる人口の中から選りすぐりの子供をエリート教育してくるので、まだまだこういった競技の中国の優位性は揺るがないと思います。

逆に驚くのが「北朝鮮」の3個の金メダルと、「韓国」の2個の金メダル

北朝鮮に関しては「国威高揚」の意味合いを込めて、中国と同じようにエリート教育していると思われますが、このように結果を出してくると、これに関しては本当にすごいと思います。

そして韓国。

こちらも日本の3分の1ほどの人口の中で、日本よりもいつも強い印象があります。

どの国も事情が違えどこういう大会でメダルを取っていく、というのは「国威高揚」に大きな力になる事は、北京オリンピックソフトボール金メダルや日本の女子サッカーワールドカップ優勝、野球のWBC2連覇などを見ると明らかです。

日本のしょうな社会になると「子供のころからのスポーツエリート教育」という話になると「もし子供がスポーツだけしかしらない使い捨てになったら、その子の将来はどうなる?」という話になります。

中国や北朝鮮などは「エリート教育の舞台に上がれるだけで、将来への明るい道が開ける」という考えでしょう。

こういうところから日本での「国家としてのスポーツエリート教育」というのはかなりの難しさがあるとは思いますが、日本も近い将来に踏み切る可能性は無きにしも非ずです。