パニックを抑えるためとはいえ・・・

sonderbericht__bild3templateidposterpropertyposter福島原発の汚染水、とうとう許容量を超えてきたという事で、「低濃度の汚染水に関しては、処理せずにそのまま海に流す」という発表後、直ちに決行されました。

朝からニュースでも繰り返し流されていますが、これで一定の漁業はほぼ壊滅的なダメージを受けます。

この期に及んで政府、東電、保安院、マスコミ、評論家は冷静な対応を求めるばかりに、事の過小発表をい繰り返していますが、我々国民の命をどのように考えているのか、首をかしげてしまいます。

たとえば、気象庁が震災後直ちに「放射性物質の拡散予測」を出しているものの、政府は表立って発表してきませんでした。

何人かの評論家は「福島原発からやれ20kmやら30kmというコンパスで引いたような円は意味がない。 花粉のように飛んでいくものだから、風の向きなどのほうが重要だ」としていきました。

諸外国の専門家も同じ考えで、海外では「放射性物質の飛散予測」を逐一発表しています。

上記の図はドイツで発表されているものなんですが、明日4月6日のものです。

これをみると、全然被害がなさそうな東海・関西・中国・九州なども、しっかり放射性物質が飛散する予測が立てられています。

おなじような予想図がノルウェーなどでも発表されています。

パニックを抑えるために、と政府が押さえているのは見え見えな状況。

情報を入手できる人のみが予防ができる、という状況になってまいりました。

現在の状況は「ウソの情報」も多く流されています。

ぜひ自分自身でたくさんの情報を仕入れ、自らの予防に役立ててください