党首討論

canvas産経新聞に先日の党首討論の話が掲載されていました。

ここで取り上げられたの野党・自民党の谷垣総裁の「駐ロシア大使の名前はだれかご存知ですか?」という質問です。

つい先日メドベージェフ大統領が北方領土を訪問した際、その危機感を官邸に事前報告しなかったとして召喚された大使です。

このあとてっきり退任されたと思っていたのですが、まだロシア大使のままだったんですね。

それを知らないのは私だけではないでしょう。

さて、これとは別の先の質問。

管総理はご存じなかったようでうやむやと質問をはぐらかし、ごまかしていたようでした。

ここで私が言いたいのは、管総理への失望感ではありません。

なぜそれくらいのことを聞こうとするのか、野党側の意図、そしてマスコミの質の低さに悲しくなります。

優秀な方ならたぶんすべての事は頭に入っていると思いますが、「その働きや、仕事への取り組みなどは把握はしていなければいけないとは思いますが、名前まで覚えなければいけないでしょうか?」

総理はもっとマクロな事を気にするべきであって、たとえそのロシア大使が最近自ら召喚した人であっても、「ちょっと失念した」ではすまないものなんでしょうか?

そうなると総理大臣は何人まで名前を覚えていないといけないのでしょうか?

野党はこのような揚げ足取りの質問を良くします。

またマスコミは鬼の首をとったように持ち上げます

悲しいことです。

自民党だけではありません。

麻生総理時代に

「漢字が読めない」

「カップラーメンの値段は?」

などと言っていた民主党議員やマスコミ。

本当にそれが我が国にとって重要課題なのか??と言う事を知りたいです。

本当にあきれ返ります。