CNGとリキシャ

cng01-thumbrickshaw_driver

※1タカ=1.2円です。

バングラデシュでは主に二つの方法で移動しています。

街乗りの中距離は「CNG」と呼ばれる天然ガスの三輪車。

行き先を交渉し乗ると、渋滞の中をとんでもないスピードで走ります。

一応、初乗り25タカのメーターが付いているものの、メーター通りには走ってくれません。

行き先を運転手に伝えると、たいてい外国人とみて相場の4倍は吹っかけてきます

その中で「妥当だと思える金額」で乗るのですが、私個人的には、いまだ100タカ以上は支払っていません。

近距離になると「リキシャ」です。

日本が戦時中進駐した際の「人力車」の言葉の名残がそのまま残り、現地語でも「リキシャ」と言います。

1~3kmほどの近距離を優雅に走るのですが、これも交渉制です。

最初は交渉して乗っていましたが、あまりに吹っかけられるのが多面倒になり、最近は交渉せずに乗り、降車時に「妥当だと思える金額」を支払い、さっさと歩いて行ってしまいます。

たいがい「もっとくれ」と言ってきますが、彼らは誰にも言っているようなので、気にせずに立ち去ります。

不当に少ない金額であれば追いかけてくるはずですが、そういった経験もないので、たぶん妥当でしょう。

私は大体、大体3kmほどで20タカ払い、それ以下なら10タカ程度です。

ダッカ到着時に市内地図を買い、ある程度頭に入ってきました。

最近は比較的自由にこの「CNG」と「リキシャ」を使っています。

しかしながら別会社で駐在されている方からはびっくりされました。

駐在されている皆さんは専属ドライバーを雇い移動しているようです。

しかし私は、どこでも捕まえられるこの地元の交通手段が気に入っています。