iPhone狂想曲

index1アップルが新OS、「iOS8」を発表しましたが、同日のヤフーニュースでアップル社の主力商品「iPhone」が日本で大量盗難、中国で販売されているという話題がありました。

日本では各携帯会社の「契約縛り」によって、会社ごとに「携帯電話自体の値段は月々値引き処理をする」などしてゼロ円に感じている状況がありますが、これは世界でも類を見ない値段の高さの「通話料」で儲けているため、行える手段です。

日本以外の多くの国では通信会社と携帯機種会社は別業務で行うため、「まず携帯電話を選ぶ、そして通信会社を選ぶ」という2段階の選択をしています。

それゆえに「iPhone」などの人気のある携帯機種は通信会社関係なく購入できる為、人気が集中するという現象が起こります。

しかし欧米などは個性を重んじているのか、人それぞれで気に入った機種を購入していますが、日本や中国などはかなり「iPhone」に人気が集中しています。

右を見ても左を見ても「iPhone」「iPhone」「iPhone」・・・

もちろんアクセサリーが多種販売されていることもあるとはいえ、かなり異様な人気です。

もともと日本人のような「みんながやっているものが良い」という民族性はこのような傾向が多いですが、中国などでもかなりの「iPhone」人気

これを考えると、日本での盗難、中国での販売という裏販売ルートが確立されることがよく分かります。

現在はこのような犯罪を回避するべく、通信会社の遠隔操作によって「盗難品は通話できない」というロックもかけられるらしいですが、中国などでは簡単にそれを突破するソフトなども売られていて、また故障についても「アップル社」という純正会社でなく携帯修理店が多くあり、そこではアップル製品でも請け負ってくれますので、購入後も安心(非合法ですが)。

しばらくはこのような犯罪は消えることがなさそうです。

日本人は先ほど上げたように、超高額な「通話料」で儲ける商売システムの為、携帯電話本体の値段が見えづらくなっていますが、iPhoneなどに関しては、5万も6万以上もする機種。

むやみに海外旅行でちらつかせて歩いていると、盗難の対象にもなり、場合によっては身体の危険も伴うかもしれません。

「海外では携帯は高額品」という意識を忘れずにいたいですね。