世界にはバックパッカー御用達の安宿街が各地にあります。
たとえばタイではカオサンロード、香港では重慶マンションなどなど。
バックパッカーの聖地インドの首都デリーではここパハールガンジです。
このパハールガンジという場所はインドの中心駅であるニューデリー駅に隣接した大変便利なところにあるのにもかかわらず、相当雑然とした地域です。
ニューデリー駅といえば、東京でいう東京駅、北京でいう北京駅、ニューヨークでいうグランドセントラル駅という、世界のVIPも迎える飛行場の次に正面玄関的なところ。
しかし、そこはさすがインド。
まったく綺麗にしようなどという高尚な考えはありません。
駅を降りてパハールガンジに進むと、すぐにあの雑然としたイメージのインドが現れます。
町には客引き、人力車、ニセモノ旅行社など声をかける人も多く、さらにインドでは聖なる動物である牛、牛、牛。
本当に雑然としています。
このパハールガンジには安宿街やネットカフェなど多く、今日も世界のバックパッカーの情報源になっています。
「どこどこが良かった」や、「ここの宿は汚い」や「そこでだまされた」などなど・・・。
ほんとうに様々な会話です。
インドのデリーに行く際は、ぜひ顔をのぞかせてみて下さい。
そこにインドの混沌が垣間見れます。