テロ行為との戦い

index10結局、アルジェリアでの拘束事件は最悪の結果を迎えたようです。

しかも未だに安否不明者もおおく、予断を許しません。

昨日も書きましたが、このような場面で運悪く人質になってしまった場合、どのように対処したら良いのでしょうか?

たとえば今回の邦人の方々も、わざわざ紛争地域や危険地域に出かけていたわけでなく、仕事をしに行っていたわけです。

もちろん、海外である限りそれなりのセキュリティを施して行っていたと思われますが、このような自体はいつどこで起こるか分かりません。

フランス軍を始め、日本政府の「テロリストとの交渉には応じない」という姿勢は全く持って同感です。

テロリストとの交渉に応じてしまうと、次なるテロが連鎖的に起こってしまうからです。

ではどのように人質を助けるか。

今回、結局はどのような方法で犯人グループの掃討作戦を行ったのかは分かりませんが、人質にこれほど多くの犠牲が出た事は残念で仕方がありません。

どちらにしてもテロリストには「絶対的な報復」を与えないと、これもまた次なるテロに繋がります。

テロリストたちに「このような行為をすれば、われわれも壊滅的なダメージを被る」くらいの印象を与えなければ次の行為の抑止力になりません。

フランス軍と、今回の犯人グループなどの戦力比は膨大です。

膨大だからこそ、このような小さなグループはテロ行為を行うのでしょう。

真正面から武力衝突しても勝てる見込みはないからです。

アメリカの同時多発テロもそう。

あれだけの戦力を持ち「核兵器なしなら世界の全ての国と闘える」と言われるアメリカでさえ、数十人のテロリストのテロに怯えたのです。

「テロ行為」を壊滅させる事と言うのは、どのようにしたらよいのでしょうか?

本当に難しい課題ですが、取り組んでいかなければなりません。