学歴差別

240px-akamon面接に「学歴差別」は存在するか?

という事が取り上げられたニュースを見ました。

個人的な感想でいえば、「存在する」と答えます。

私も就職の年度に様々な会社からエントリーシートと呼ばれるさ「採用試験通知」が送られてきましたが、「学歴不問」と聞いていたわりに学校名をさりげなく書かせる質問にも出くわした事もあります。

これはとても不可解な例です。

個人的には、例えば最終学歴といえども18歳前後での頭脳で受験した学校の名前だけで、その人の能力が測れるわけではないと思います。

たとえ、東京大学卒でもマサチューセッツ工科大学卒でも、社会に出てからの時間の方が長いですので、そこでどれだけ頑張れるかが重要なんですが、こと採用に関して言えば、ある程度の指標になることは避けられないのかもしれない、とは思います。

私も、採用の現場に接する事もありますが、例えばわが社のような中小企業でさえも、たとえ東京大学卒でも著しくコミュニケーション能力が欠如している会話しかできない場合は、採用しないんではないかと思います。

逆に、面接の際、履歴書など字もしっかり書かれ、会話がしっかりと成立する人間であれば学歴は関係ないと思います。

しかし大会社はすべての人間に面接を施せるわけではない、というところである程度のフィルターを用いているのでしょう。

だったら「〇〇大学、および〇〇大学限定採用」とうたえば良いのに企業イメージの下落を恐れてそういう事を書かないのが、大人の事情ってわけですね。