我々ができること

300px-fukushima_i_npp_1975毎日毎日繰り返される福島第一原発の状況。

ミュージシャンのスピッツのボーカル草野マサムネさんは、繰り返される報道に精神的に参ってしまったとの事です。

いま、日本中がこのような精神状態であると思います。

特にインターネットという媒体が、昔以上に「伝聞を大きく」してしまい、パニックを引き起こします。

我々は冷静に事態を見守るしかない、という事です。

私も正直、繰り返される報道事態に参ってしまっているのですが、私個人的な理解力のまま現在の状況を認識しますと・・・

福島原発は地震直前に「制御棒が挿入され、停止している」状況であり、まだ熱を持っている燃料棒達が冷えれば良い、という事。

ゆえにチェルノブイリほどの大事故までにはつながらない。

ただ熱を下げる事に苦心し、メルトダウンの可能性があり、周囲30kmほどは今後も入れない状況になる。

というところでしょうか。

平時ではとんでもない事ですが、このような非常事態の中で感覚がマヒしてしまっているのが恐ろしいですが、私自身は「日本が駄目になる」ほどの危機感は抱いておりません

原子力発電所の事故の終結には数年と、人間の犠牲はある可能性は正直否定できませんが、これを何とかしない限り前に進まないのも現実です。

只今、原発にて命がけで作業されている方達には本当に頭が下がります。

そのうえで、我々ができるだけパニックにならず、冷静な行動と復興支援をとるべきと考えています。